四柱推命の干合(かんごう)は十干どうし、支合(しごう)は十二支どうしの特定の組み合わせを指します。干合は5組、支合は6組あり、支合は六合(りくごう)とも呼ばれます。組み合わせがあることと、条件が揃って五行が変わると読む「合化」は分けて確認します。
自分の命式を確認する場合は、Stellicaの四柱推命ページで出生情報を入力してください。この記事では、命式表から干合・支合の候補を探す方法、位置や重なりの見方、相性や大運へ読む範囲を整理します。合化の細かな条件には流派差があるため、一覧表だけで全命式の判定が完結するものではありません。

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自分の命式を見る干合と支合の違い:どの文字を組にするのか
天干の行と地支の行を、分けて探す
命式には、年柱・月柱・日柱・時柱のそれぞれに天干と地支があります。干合を探すときは天干の行、支合を探すときは地支の行を見ます。天干の甲と地支の子を組にして、干合や支合と呼ぶことはありません。まず同じ種類の文字どうしを比べることが基本です。
画面によって四柱の並びは異なります。左から年・月・日・時の場合も、時・日・月・年の場合もあるため、左右の位置ではなく柱名を読んでください。干合や支合の説明に「月干」「日支」と出てきたら、それぞれ月柱の天干、日柱の地支を意味します。
| 項目 | 干合 | 支合 |
|---|---|---|
| 探す文字 | 十干 | 十二支 |
| 組の数 | 5組 | 6組 |
| 別の呼び方 | 天干の合など | 六合など |
| 最初に確認する場所 | 天干の行と柱名 | 地支の行と柱名 |
| 次に確認すること | 位置・競合・合化条件 | 位置・競合・冲などとの重なり |
出生時刻が不明で時柱を省いた命式では、比較できる柱が一つ少なくなります。表示された三柱の中で見つからなかったことは、時柱を含む完全な命式にもないという証明にはなりません。時刻が不明という条件を残し、わかる範囲で読み進めます。
「合がある」と「合化する」を分ける
入門の段階では、組が見つかれば「干合がある」「支合がある」と表現することがあります。一方、厳密な成立条件を満たすものだけを合として扱う説明もあります。この言葉の使い方の違いが、サイト間の判定差の一因になります。
この記事では、まず一覧表に一致する二つの文字を「組の候補」と呼びます。その後、位置やほかの条件を見て、採用する体系の中でどう働くかを考えます。合化は、条件が揃うことで別の五行の働きへ変化すると読むことです。候補を発見した瞬間に、元の五行をすべて消して数え直すわけではありません。
また、合を結び付きや協調の象徴として読むことと、現実の人間関係が必ず円満になることも別です。二つの文字の関係は、命式を読む材料の一つです。相性へ用いる場合には、二人のどの柱を比較したのか、そのほかの配置をどう扱ったのかという説明が必要になります。
干合5組の一覧と、天干を読む練習
十干の5組を、元の五行と分けて覚える
干合の組は、甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸です。次の表の右側は、合化を認める場合に対応させる五行です。二つの干が見つかっただけで、右側の五行へ無条件に変わるという表ではありません。
| 干合の組 | もとの五行 | 合化を論じるときの五行 |
|---|---|---|
| 甲・己 | 木・土 | 土 |
| 乙・庚 | 木・金 | 金 |
| 丙・辛 | 火・金 | 水 |
| 丁・壬 | 火・水 | 木 |
| 戊・癸 | 土・水 | 火 |
甲から数えて6番目が己、乙から数えて6番目が庚という対応ですが、数え方だけで働きまでわかるわけではありません。最初は一覧で組を確認し、命式内のどの柱にあるかを書き添える方法が確実です。甲己と己甲のように順序を逆に書いても、同じ二つの干の組を指します。
甲と己:組を見つけても、甲を土へ書き換えない
甲は木、己は土の天干です。甲と己が命式の天干にあれば、干合の候補として確認します。たとえば日干が甲で、隣の月干または時干が己なら、日干が関わる組として位置を記録できます。ただし、日干が別の五行へ変わったとみなすかは、合化や化格の条件をどう扱うかという次の判断です。
初学者が避けたいのは、甲己の文字を見た直後に「自分は木ではなく土になった」と結論づけることです。元の命式と、条件を満たしたと仮定した解釈を別に残してください。元の情報を消すと、別の体系で読むときに比較ができなくなります。
甲己には古典的な名称や性質説明が添えられる場合がありますが、名称をそのまま人格の評価に使う必要はありません。ここでは、二つの干、所在する柱、合化条件という順で、命式の構造として読むことを優先します。
乙と庚:五行の剋と干合は、違う関係の説明
乙は木、庚は金です。五行の生剋では金が木を剋しますが、乙と庚は同時に干合の組として扱われます。「剋するから合にはならない」と消してしまうのではなく、五行の関係と天干の組み合わせという別の説明が重なっていると捉えます。
ただし、どちらの働きを優先して読むか、合化した場合にも元の生剋を同じように残すかは、採用方式を確認する必要があります。用語を一つ見つけるたびに、それ以前に書いた関係を機械的に削除する読み方では、体系の違いを追えなくなります。
記録するなら「乙と庚がある」「位置は月干と日干」「合化は未判定」のように、検出と解釈を分けます。この段階で書けるのは構造の事実であり、その人が強引、従順、恋愛に積極的などという性格の結論ではありません。
丙と辛:化す五行は、元の五行の足し算ではない
丙は火、辛は金ですが、合化を論じる際の対応は水です。ここで、火と金を物理的に混ぜると水になる、という説明をしているわけではありません。干合は四柱推命の体系内で定義される関係であり、自然科学の混合実験とは区別します。
命式表に丙と辛がある場合も、どの柱の干かを確認します。年干と時干のように間が離れている場合、隣接を要件にする方法では扱いが変わります。組の名前が同じでも、位置の条件を省いた例と、位置まで含めた鑑定結果は同じ精度の情報ではありません。
「丙辛があるので水が増えた」と五行グラフを自分で補正する前に、そのグラフが何を集計しているかを確認しましょう。単純な構成表示なのか、特定の合化判定を反映する分析値なのかで意味が違います。合化前と後を二重に数えることも避けます。
丁と壬:関係の名前と、日干から見た役割を分ける
丁は火、壬は水で、合化の対応は木です。丁壬の組を見つける作業と、日干から見て丁や壬がどの通変星になるかを考える作業は別です。同じ丁壬でも、日干が何かによって命式内で説明する役割は変わります。
たとえば日干自身が丁である場合と、日干は別の干で年干・月干に丁壬がある場合では、見ている位置関係が異なります。どちらも「丁壬の干合」という名前だけでまとめると、日干が直接組に関わるかどうかが見えなくなります。
相性の説明でも同様です。二人の日干が丁と壬であることを見ているのか、一方の年干と他方の日干を見ているのかを書き分けます。比較対象を明記しないまま「二人は干合だから」とだけ説明すると、読者は何を照合したのかわからなくなります。
戊と癸:合化の候補が、いつも好ましいとは限らない
戊は土、癸は水で、合化の対応は火です。合化を認めたとしても、その五行が命式にとってどう働くかは別に検討します。「合だから吉」「変化したから改善」といった順序ではありません。用神や喜忌の取り方とも関わるため、判断には採用する体系の説明が必要です。
逆に、合化を認めない場合にも、組があることをどのように読むかは方法によって異なります。結び付き、拘束、働きの変化などを論じる説明がありますが、それらをすべて同じものとして併記すればよいわけではありません。使っている本の定義を確かめます。
5組を覚える段階では、まず「何と何の組か」「どこにあるか」「合化を判定したか」の3点を書ければ十分です。組ごとの性格や出来事の一覧を増やすより、同じ手順で自分の命式を確認できることを目指しましょう。
支合6組の一覧と、地支を読む練習
六合は、十二支を二つずつ組にする
支合の組は、子丑・寅亥・卯戌・辰酉・巳申・午未です。十二支は年柱だけでなく、月柱・日柱・時柱にもあります。生まれ年の動物だけを比べる方法と、四柱全体の地支を確認する方法は、見ている範囲が違います。
| 支合の組 | 合化を論じる際の代表的な対応 | 読む際の注意 |
|---|---|---|
| 子・丑 | 土 | 組の存在と合化条件を分ける |
| 寅・亥 | 木 | ほかの地支との関係も確認する |
| 卯・戌 | 火 | 元の地支の五行を直ちに消さない |
| 辰・酉 | 金 | 位置と季節などの条件を確認する |
| 巳・申 | 水 | 同じ組に別の関係を論じる場合がある |
| 午・未 | 火とする説明、土とする説明がある | 採用する流派・資料を明記する |
午未の対応は資料によって異なります。たとえば四柱推命旺の支合解説は火を示しています。一方、元弘易道の午未解説は火と土への合化を分けて論じています。表の違いを見つけたら、単純な誤植と決める前に、どの体系の表かを確認してください。
子と丑:隣り合う位置と、離れた位置を区別する
子と丑が地支にある場合、まずその柱を記録します。月支が子で日支が丑のように隣り合う配置と、年支が子で時支が丑のように離れた配置では、隣接を条件にする説明の扱いが変わります。ここでの例は位置を説明するための地支の部分例で、実在の出生日時を示す完成した命式ではありません。
「子丑の支合」と名前を付けるだけなら、二つの文字を探せばできます。しかし、それがどれほど働くと読むか、合化を認めるかは別です。位置の条件を採らない解説と、厳しく採る解説を比べるときは、同じ言葉が違う段階を指していないかを確かめます。
また、子が二つ、丑が一つある場合には、一対一の例と同じ処理でよいとは限りません。重なりや競合をどのように扱うかは後で確認します。最初の発見段階では、同じ文字が複数あることも省略せずに写します。
寅と亥:組があることと、人柄の相性を分ける
寅亥は支合の組ですが、生まれ年が寅と亥の二人なら何でも合う、という結論にはなりません。年支どうしの比較は、命式全体の一部分を見たものです。日支、ほかの柱、本人たちの生活上の条件とは別に確認する必要があります。
相性記事で寅亥の組を見つけたときは、どの地支を比べるよう指示しているかを読みましょう。「干支」という言葉が生まれ年の十二支を指している場合と、日柱の干支を指している場合が混ざることがあります。用語の範囲を揃えるだけでも、判定差の一部を解消できます。
自分の命式内で寅と亥を見つけた場合は、二人の相性の話とは別です。一人の命式の中にある関係を読んでいることを忘れず、恋愛の相手が必ず現れるといった予測へ直接つなげないようにします。
卯と戌:元の属性と、合化の仮定を二列に残す
卯は木、戌は土の地支として扱われます。支合の対応表では火が示されますが、これも組があれば即座に火へ置き換えるという意味ではありません。採用方式が合化を認める条件を確認し、その条件が揃うかを別に判断します。
学習用には、元の命式を左側、条件付きの読みを右側に書く方法が便利です。左側の卯や戌を消さず、右側に「この方式で合化を認める場合」と明記しておけば、どの仮定を置いたかがわかります。仮定を結論のように書くと、後から別の判定を比べにくくなります。
同じ作業を何度もする場合も、元の出生情報と命式の記録は残します。解釈が変わるたびに元の表まで書き直す必要はありません。元の資料と読みのメモを分けることは、流派をまたぐ学習でも役立ちます。
辰と酉:月令や天干を条件に含める説明がある
辰酉は、金への合化を論じる組です。合化の条件として、季節の力や天干に現れる五行を重視する説明があります。ただし、どの条件を必須とするかは一律ではありません。一般の一覧表には条件が省略されていることが多いため、表だけで判定を完成させないようにします。
たとえば資料に「化す五行の天干が必要」と書かれているなら、地支の組だけでなく天干の行も確認することになります。これは最初から天干と地支を混ぜてペアにするという意味ではありません。地支の組を見つけた後、成立条件として天干の状態を見るという順序です。
どの位置の天干を条件にするか、同じ五行があればよいのかなど、細部まで書かれていなければ未確認と残します。自分に都合のよい条件を他の流派から補って、一つの判定法として継ぎ合わせないことが大切です。
巳と申:一組に複数の関係が重なることがある
巳申は支合の組ですが、刑など別の関係の説明にも現れます。合と刑は、単純にプラスとマイナスを一つずつ足して相殺する点数ではありません。どの関係を、どの条件で採用するかという規則を確認します。
刑を扱う際も、二支だけで読むのか、三支が揃うことを重視するのかなどの違いがあります。支合の表と刑の表を一枚ずつ見て、「両方あるから吉凶半々」と結論づけることはできません。詳しい鑑定では、重なった関係の優先順位や作用範囲を説明してもらうと理解しやすくなります。
まず記録するのは「巳と申がある」という事実です。その後に、採用した支合の条件と、別の関係をどう扱ったかを並べます。複雑になったときほど、最初の情報へ戻れる形でメモを残しておきましょう。
午と未:化す五行の異説を、読み飛ばさない
午未は支合の組であることが共通していても、火への合化を示す表と、土への合化を示す表があります。さらに条件に応じて説明を分ける資料もあります。この違いは、五行バランスや用神の読みへ影響する可能性があるため、小さな表記差として処理しないほうがよいでしょう。
比較するなら「資料Aは午未を火として扱う」「資料Bは土として扱う」と出典ごとに書きます。二つの五行を同時に足して平均的な答えにするのではありません。どの体系で命式全体を読んでいるかを揃えてから、その体系内の結論を確認します。
入門段階では、午未という組を覚え、化す五行に異説があると知っておけば十分です。資料の違いを発見できたことは、読み方が進んでいる証拠です。無理に一方を一般的な唯一の正解として覚え直す必要はありません。

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自分の命式を見る合化の条件を読む:位置・月令・競合を確認する
隣接が必要かどうかを、最初に確かめる
干合・支合の条件では、二つの文字が隣り合う必要があるかが大きな違いになります。大久保占い研究室のルールと異説の整理では、離れた干支の合や合化条件について、流派による違いが示されています。ある資料の条件を、四柱推命全体の唯一の規則として扱わないことが大切です。
命式の四柱を年・月・日・時と並べたとき、年と月、月と日、日と時は隣接します。年と日、月と時、年と時は間に柱があります。画面を逆順で表示しても、この隣接関係は変わりません。表示の左右ではなく、柱の関係として確認します。
隣接を要件とする方法で、年干と日干の候補を見つけた場合、「二つの文字は一覧に一致するが、この方式の成立条件は満たさない」と記録できます。「候補が見えた」と「成立と判定した」の二段階を分ければ、説明は矛盾しません。
一方、離れた合を一定の形で読む方法を採用するなら、その条件を記録します。隣接する例だけを使って学んだ後に、離れた例へ同じ強さの作用を当てはめるのは避けます。位置を省いた早見表は、組の確認に使う資料として役割を限定するとわかりやすくなります。
干合の例:甲己でも、月支の条件で判定が変わる
ここでは四柱推命協会の干合解説が示す方式に限定します。同資料は、隣り合う天干が干合の組であり、その外隣に競合する干合や相剋の干がないことを前提とし、合化には月支の五行が変化先と同じであることを求めています。甲己の変化先は土、月支の条件は辰・未・戌・丑です。
以下は条件を比べるための部分例です。隣接する甲と己があり、外隣の妨げがないと仮定して、月支だけを比較します。実在人物の出生から求めた四柱ではありません。
| 同じ甲己の組 | 月支の確認 | この方式での判定 |
|---|---|---|
| 月支が辰 | 辰は土で、指定された四支に入る | 前提も満たす仮定なので、土への合化を認める |
| 月支が寅 | 寅は木で、指定された四支に入らない | 組があっても、土への合化は認めない |
合化しない後者を、すぐ「悪い命式」と結論づけません。同資料は合去も説明していますが、日干を含む場合には日干を去しないという区別があります。日柱の甲を消して通変星を計算し直す、といった操作へ進む前に、柱の位置とその方式の扱いを確かめます。月支条件には流派差があることも、同資料に明記されています。
支合の例:卯戌の火への合化を、上の天干から確かめる
次は四柱推命旺「支合について」の方式を用います。同資料は地支の隣接と外隣の合・冲がないことを前提にし、合化の判断では、その二支の上にある天干が化す五行を支えるかを確認します。干合の月支条件を、そのまま支合へ流用しません。
同資料の比較例を、左柱・右柱の順に整理します。どちらも地支が戌・卯で隣接し、周囲の合・冲による妨げがない場合の説明です。
| 戌・卯の上にある天干 | 火との関係 | この方式での判定 |
|---|---|---|
| 丙・乙 | 丙は火、乙は火を生じる木 | 火への合化を認め、両支の蔵干を火として扱う |
| 丙・辛 | 丙は火だが、辛は金で火を生じない | 火への合化は認めない。支合の前提が成立していれば合去と扱う |
ここで変えるとされるのは地支の文字そのものではなく、蔵干の扱いです。卯を午へ書き換えるわけではありません。また、外隣に合や冲がある場合は、表の合化比較より先に、この資料で支合自体が成立するかを点検します。以上の二例は各資料の判断手順を示すものです。別の方式にも通用する万能な判定表や、Stellicaの自動判定仕様としては使わないでください。
合去・合絆などの言葉も、定義を確認する
合に関する説明には、合化のほか、合去や合絆などの言葉が出てくることがあります。合うことで元の働きが抑えられる、関係に拘束されるなどの説明に使われますが、同じ語の扱いが資料間で完全に同じとは限りません。
たとえば、ある流派が合去を強く取り、元の作用をなくすように読むからといって、すべての流派が同じ処理をするわけではありません。「合化しないなら何も起きない」という単純な二択にもなりません。何を変え、何を残すという規則なのかを確認します。
命式を記録する際は、元の干支を書いた表を保存し、解釈の欄へ「この方式では合去として扱う」などと記します。五行の集計や通変星の評価を変更した場合も、変更の理由がわかるようにします。名前だけを足すより、どの判断が変わったかを書くほうが役立ちます。
合化の説明がない無料診断では、どこまで読める?
命式を表示する機能と、条件付きの合化を判定する機能は同じではありません。干合や支合の組が表示されても、隣接、競合、月令、ほかの作用まで判定済みとは限らないため、公開説明や結果欄の注記を確認します。
Stellicaでは命式を確認する入口を利用できますが、この記事の説明だけを根拠に、全流派の合化条件を自動判定する機能があるとは案内していません。画面に表示された文字の組と、自分が採る体系の成立条件を分けて読むと、機能の範囲を越えて結果を受け取ることを防げます。
四柱の各欄がまだ見慣れない場合は、組探しを始める前に表の構造を確認してください。元の命式を正しく写せることが、後の解釈より先です。

合が重なる場合:妬合・冲・三合をどう整理するか
一つの文字に候補が二つあるとき
甲が一つ、己が二つあるように、一つの干に対して同じ合の相手が複数ある配置を考えます。これは天干の部分配置を説明する例です。このような重なりを妬合・争合などの言葉で扱う説明がありますが、呼び方や成立条件、合化への影響は流派によります。
ここでは、甲己の組が二つ見つかったから「作用が2倍」とは数えません。どちらが隣り合うか、間に何があるか、どの位置の組を優先するかなどを確認します。組み合わせの数は検索結果の数であり、そのまま作用の大きさを表す得点ではありません。
地支でも同様に、一つの子に対して丑が二つある場合など、候補が重なることがあります。すべての線を引いた図は、候補の一覧としては役立ちますが、全部の線が同時に同じ強さで働くという判定図ではありません。線の役割を明記して使い分けます。
候補数の違いを確認するために、甲・己・己という天干だけの部分例を使ってみましょう。甲から見れば、相手となる己は二つです。すべてのペアを拾う一覧には2件が出ますが、組の種類をまとめる一覧なら「甲己」1種類です。この二つの表示は、数えた対象が違うだけで、どちらかが計算を間違えたとは限りません。
さらに位置の条件を加えると、候補2件のうち、成立と判定する件数が変わる場合があります。「候補のペア数」「組の種類数」「条件を満たした件数」を別に書けば、同じ命式で数字が違う理由を説明できます。画面に数字だけが表示されている場合は、どの数かを説明から確認してください。件数を足し合わせて吉凶の得点にするための表ではありません。
冲があれば、合はすべて消えますか?
冲は、地支どうしの別の関係です。合と冲が同時に見つかった場合に、どちらを優先するか、どの位置の作用を採るかは採用方式を確認します。「冲が一つあれば全支合が消える」というような、命式の位置を無視した処理にはできません。
学習上は、まず合の候補、冲の候補を別の一覧に書き、関わる柱を付けます。その後、同じ地支に関係が集中している箇所を確認します。この順序なら、単に用語が多いから複雑だと感じる状態から、どの関係の優先順位が問題なのかを特定できます。
たとえば年支と月支の支合候補を見ているのに、時支と別の運の地支の冲を、説明なしに同じ場所の競合として扱うと、対象が混ざります。生まれた命式の中の関係と、運の干支を重ねた関係は、まず別に書き出してください。
支合と三合・方合は、組の作り方が違う
支合は二つの地支の組です。三合や方合は、別の組み合わせの規則を使います。三合の一部だけがある場合をどう扱うか、半会などを採るかにも違いがあります。支合の表に載っていない二つの地支だから、何の関係もないという意味ではありません。
反対に、三つの地支が集まったから支合が強くなった、と単純に読み替えることもできません。どの規則の組かを先に名前で分けます。三合や方合を詳しく読む場合は、それぞれの成立条件を学ぶ必要があり、支合6組の表だけでは判定できません。
初学者は、一度に全部の関係を採点するより、まず干合と支合の候補を正確に見つける練習をするほうが理解しやすくなります。別の関係が見つかったら、無視するのではなく「この関係は別途確認」と欄を分けて残します。
学習メモを、元の配置と解釈に分ける
机の上で練習するなら、柱名を書いた紙を固定し、各柱の干支を小さなカードに写す方法があります。組の候補を確かめるときも、カードを勝手に並べ替えて隣接させないようにします。位置そのものが判断材料だからです。
たとえば離れた二枚のカードを指で示し、その間に別の柱があることを確認します。次に別紙へ「候補あり・隣接なし」と書きます。これなら、覚えやすい組を作ろうとして元の配置を変えてしまうことを防げます。正確な文字や組は本文の表で確認し、カードは位置を読む練習に使います。

同じ配置を別の流派で読む場合は、カードを変えず、解釈の紙を別にします。元の情報は共通で、判定規則が違うことを目で確認できます。どの結論が好みかより、どの条件の違いが結論に影響したかを記録することが、この練習の目的です。
命式・大運・相性で、合を見る範囲を分ける
一人の命式の中にある合
命式内の干合・支合は、出生時の四柱の間にある関係を読むものです。どの柱の組か、日干や日支が関わるか、ほかの配置はどうかを確認します。合が一つあるという情報だけで、その人の性格や将来の出来事が一つに決まるわけではありません。
年柱・月柱・日柱・時柱には、それぞれ人生の領域や時期を対応させる説明がありますが、その対応を使う場合も、採用する体系の中で読みます。「月柱にあるから職場で必ず好かれる」のように、象徴から具体的な出来事まで一足飛びに進めないようにします。
一人の命式に合が多い場合も、社交的、依存的、結婚しやすいなどと個数だけで結論づけないことが大切です。候補が多いことと、どの候補を成立と読むかは別であり、同じ干支が重なって数が増えている可能性もあります。
大運・流年の干支と合を作る場合
大運や流年を読むときは、出生時の命式に時期の干支を重ねます。もとの命式に合の候補がなくても、時期の干支との間に候補が生まれることがあります。これは出生時の命式そのものが書き換わるという意味ではありません。
記録には「原局内」「大運との間」「流年との間」という区分を付けるとわかりやすくなります。同じ甲己でも、日干の甲と生まれた月干の己を見ているのか、日干の甲と流年の己を見ているのかで対象が異なります。干合の名前だけを抜き出すと、この違いが消えてしまいます。
大運や流年を足した場合の位置・作用の読み方は、出生時の四柱の隣接規則をそのまま横へ伸ばせば済むとは限りません。運の干支をどこへ配置し、どの関係を優先するかという方法を確認します。時期の区切りや大運の開始年齢も、比較時には揃える必要があります。
また、合が巡る年を結婚や転職の確定時期として扱うことはできません。命式の解釈を予定づくりの参考にするなら、現実の準備状況、相手の意向、仕事の条件と合わせて考えます。占術上の候補と、実行可能な計画は別の欄へ置きます。
二人の相性では、比べた柱を明記する
相性で干合・支合を用いる場合、二人の日干どうし、日支どうしなど、比較対象を明記します。出生時の一人の命式内で使う条件と、二人の命式を比べる方法は、同じ規則として扱えない部分があります。片方の命式に合が多いことだけで、二人の相性の良さを判定することもできません。
たとえば日干どうしに干合の組があるという結果なら、それはその二つの干の関係についての情報です。生活の時間帯、金銭感覚、意思表示の方法まで一致したことを表すものではありません。「惹かれやすい」といった象徴的な説明を読む場合も、実際の関係の観察と分けて受け取ります。
日支どうしに支合がある場合も、同じ姿勢で読みます。相性表が扱う範囲を確認し、表に一致しないから縁がないとも、一致したから関係を続ける義務があるとも考えないことが大切です。二人の同意や安心して過ごせるかという条件は、命式の組より直接確認できます。
相性の読みを、話し合う項目へ置き換える
合を結び付きの象徴として読んだら、「何について協力しやすいか」「どこでは合意が必要か」という問いに変えてみます。たとえば同居を考える二人なら、家事の分担、連絡の頻度、一人で過ごす時間、支出の決め方など、具体的な項目を分けます。
二人で一枚の予定表を見ながら、それぞれが担当することを別の付箋へ書き、無理のある箇所を相談する方法があります。相性がよいと書かれていても、片方だけが引き受け続けていれば調整が必要です。話し合いができるか、合意した後に実際の分担が変わるかを確かめます。

この使い方は、干合・支合から分担の正解を算出する方法ではありません。占術の説明をきっかけに、関係の中で話したいことを見つける編集上の提案です。相手に「合の関係なのだから合わせてほしい」と要求する理由にはしないようにします。
四柱推命全体の考え方を確認したい場合は、干合・支合を個別に暗記する前に、日干の位置づけ、五行、通変星を読むと理解しやすくなります。

干合・支合についてよくある質問
干合や支合がないと、悪い命式ですか?
そのようには言えません。干合・支合は命式の関係を読む材料の一部です。合の有無だけで、性格、対人関係、能力、人生全体を評価するものではありません。ほかの配置や読みの観点がありますし、時刻不明なら確認できる範囲も限られます。
「合がない」と表示された場合は、そもそも何を検出した結果なのかを確認します。組の候補がないのか、隣接などの条件を満たさないのか、合化を認めなかったのかで意味は異なります。結果の一語だけを、自分に何かが欠けているという評価へ変えないようにしましょう。
干合と支合が両方あると、作用は2倍ですか?
干合は天干、支合は地支という別の関係です。両方が見つかっても、同じものが二つあると数えて作用を2倍にすることはできません。どの柱が関わり、それぞれをどの条件で読むかを確認します。
二人の相性で日干と日支の両方に組が見つかった場合も、生活上の問題がなくなるわけではありません。複数の占術上の材料が一致したことと、本人たちが合意できていることは別です。結果を話題にするなら、実際にどの場面で協力しやすいかを言葉にしてみましょう。
干合で日干が変わるなら、通変星も全部変わりますか?
日干の合化や化格をどのように扱うかは、採用する体系の専門的な判断です。干合の組を見つけただけで日干を別の五行へ置き換え、通変星を全面的に計算し直すことはできません。成立条件や計算方法の説明を確認する必要があります。
入門段階では、元の命式と表示された通変星を保存し、合化を認める仮定がある場合に限って別の欄へ説明を書きます。もとの情報を消さないことで、判定の根拠を後から比較できます。自動診断の表を自分で上書きする前に、その出力が何を反映しているかを確かめましょう。
支合と六合は、同じ意味ですか?
四柱推命の地支の関係を説明する文脈では、十二支の6組の合を六合と呼び、支合と同じ組を指すことが一般的です。ただし、他の占術や別の文脈では同じ漢字が異なる意味で使われることがあります。今読んでいる資料が四柱推命の地支を扱っているかを確認します。
また、合という一文字だけでは、干合、支合、三合などのどの関係かがわかりません。学習メモでは省略しすぎず、関係の名前と組の文字を書いておくと便利です。後から「合がある」とだけ書いたメモを見返しても、何を調べたのかを再現できなくなるためです。
サイトによって合の数が違うのは、なぜですか?
まず入力と命式を揃えます。そのうえで、候補をすべて数えるのか、隣接するものだけを数えるのか、重複をどう扱うか、合化の条件まで判定するのかを確認します。時刻不明で時柱を省くサイトと、仮時刻を入れるサイトでも、比較対象の文字数が変わります。
命式が同じでも、表示方針が違えば数は変わります。数が多いサイトほど詳しい、少ないサイトほど正確とは限りません。自分が知りたいのが組の一覧なのか、特定流派での成立判定なのかを分けて、説明のある範囲で利用すると整理しやすくなります。
合が巡る年なら、関係修復を急いだほうがよいですか?
合の時期という解釈だけで、連絡や復縁を急ぐ必要はありません。相手が接触を望んでいるか、以前の問題を具体的に見直せるかを先に確かめます。占術上の時期は、相手の意思を代わりに示すものではありません。
関係を考え直すなら、以前の困りごとを一つずつ整理し、変えられる行動と変えられない条件を分けます。二人で話し合える状況にある場合に、無理のない範囲から相談します。「よい年を逃す」という焦りより、相手と自分が安心して選べる条件を大切にしてください。
まとめ:組を見つけてから、条件と読む範囲を確かめる
干合・支合は、命式にある文字どうしの関係を整理する手がかりです。一覧表で組を見つけるところから始め、成立条件、ほかの関係との重なり、何を対象に読むかへ順に進むと、説明の違いを整理しやすくなります。
- 干合は十干5組、支合は十二支6組で、天干と地支の行を分けて探す。
- 組の候補があることと、合化を認めることを分けて記録する。
- 隣接・月令・競合・午未の対応など、流派による条件差を確認する。
- 命式内、大運・流年、二人の相性では、比較する対象を明記する。
- 合の有無や数を、現実の人柄・結婚・出来事の確定判断へ直結させない。
Stellicaの読みもの
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