タロット年間スプレッドのやり方|12枚引きで1年を月ごとに読む

タロット年間スプレッドのやり方|12枚引きで1年を月ごとに読む

タロットの年間スプレッドは、12枚のカードを1月から12月、または開始月から続く12か月へ割り当て、一年の流れを月ごとに整理する展開法です。未来の出来事を確定する表ではなく、各月で意識したいテーマ、準備できること、後から確かめたい変化を並べるために使います。

この記事では、タロット年間スプレッドの12枚引きについて、円形とカレンダー型の配置、質問の決め方、全体から単月へ読む順番、記録と見直しの方法を解説します。手元にカードがないときは、Stellicaの無料タロット占いで一枚と位置を結びつける練習から始められます。現在の無料診断では年間12枚引き専用スプレッドを提供していないため、本記事の配置は手元のカードで実践してください。

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タロットの年間スプレッドとは?12枚型と13枚型の違い

年間スプレッドは、一定期間を複数の区間へ分け、各位置のカードから流れを読む方法です。日本語では「年運スプレッド」「12か月スプレッド」「アニュアルスプレッド」と呼ばれることもあります。ただし、同じ名称でも配置と各位置の役割は一つに統一されていません。

この記事で扱う基本形は、12枚を12か月へ一対一で対応させる月別型です。1月開始なら1枚目が1月、12枚目が12月です。8月から始めるなら、1枚目を8月、12枚目を翌年7月と決められます。暦年だけでなく、誕生日、年度、転職後の一年など、質問者にとって意味のある開始点を選べます。

一方、ホロスコープスプレッドと呼ばれる配置には、12枚を「自分・所有・学び・家庭・創造・日課・対人関係」などの分野へ割り当て、中央に総合札を加える13枚型があります。これは12か月を順番に読む配置とは役割が違います。円形に並べる見た目が似ていても、各位置が「月」なのか「生活分野」なのかで解釈は変わります。

比較点月別12枚型分野別12枚+総合札型
主な問い一年の流れを月ごとに見る一定期間を生活分野ごとに見る
位置の役割1枚目から12枚目まで各月各カードが異なる生活領域
中央のカード基本形では使わない総合テーマとして加える場合がある
読む順番全体、四半期、隣接月、単月全体、対向位置、関連分野、総合札
向く記録月ごとの予定と振り返り分野ごとの課題と資源の整理
年間スプレッド12枚の円形配置と3行4列配置 左は開始月から時計回りに12枚を置く円形、右は上段から順に12枚を置く3行4列の配置です。 円形 3行4列 123 456 789 101112 1234 5678 9101112 流れを輪として見やすい 予定表と照合しやすい

どちらが正しいかを決める必要はありません。大切なのは、カードを引く前に位置の意味を一つに固定することです。12枚を並べてから「このカードは4月ではなく仕事運として読みたい」と変えると、質問と答えの対応が崩れます。

スプレッド全体の種類と、質問に応じた枚数の選び方を先に比較したい場合は、一覧記事でワンオラクルからケルト十字まで確認できます。

タロットスプレッドの種類一覧|初心者向けの選び方と配置
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12枚を引く前に決める6つのルール

年間スプレッドはカードが多いため、引いた後にルールを考えると解釈が広がりすぎます。最初に、期間、テーマ、位置、正逆、追加札、見直し日を短く書いてください。儀式を完璧にするためではなく、一年後も同じ条件で読み直せるようにする準備です。

1. 開始月と終了月を決める

暦年なら「2027年1月1日から12月31日」のようにします。誕生日から読むなら「2026年9月の誕生日から2027年8月末まで」、年度なら「2027年4月から2028年3月まで」と書けます。月の途中で引く場合は、1枚目を当月にするか翌月にするかを決めます。

期間を「これから一年」とだけ書くと、後で最初の月が分からなくなります。12枚の横に月名を置くか、ノートに「1枚目=9月」と記録してください。未来を細かく確定するためではなく、各カードの担当範囲を重ねないためです。

2. 一つのテーマに絞る

「一年の総合的な流れ」のような広い問いも使えますが、初心者は「仕事で無理なく成長するために、各月で何を確認するとよいか」のように、テーマを一つへ絞る方が読みやすくなります。恋愛、学習、創作、生活習慣などを同じ12枚ですべて読もうとすると、一枚の解釈候補が増えすぎます。

問いは、外部の出来事だけを当てる形より、自分が観察・選択できる形にします。「いつ成功するか」ではなく「各月で準備、実行、見直しのどこへ力を配るか」と聞くと、カードを行動へつなげられます。

年間スプレッドに向く質問と避けたい質問は、次のように分けられます。

向く質問理由
一年の仕事で、各月に整えたい条件は?月別に準備と実行を分けられる
学習計画を続けるため、どこで見直す?後日の記録と比較できる
この関係で、自分が尊重したい境界は?相手の内心ではなく自分の選択を扱える
創作を完成させるため、各季節の重点は?四半期のまとまりとして読める

「相手は一年間ずっと私を愛しているか」「投資で必ず利益が出る月はいつか」「病気になる月はあるか」といった問いは、カードだけで確認できません。相手の同意、契約条件、相場、症状など、現実の情報と専門的な判断を優先してください。

質問を主語・期間・確認対象へ分ける方法は、年間スプレッドでも共通です。

タロット占いの質問の仕方|良い聞き方・避けたい例・言い換え

3. 円形か3行4列かを決める

円形は、12か月が循環して次の年へつながる様子を見やすい配置です。開始月を上に置き、時計回りに進める方法が分かりやすいでしょう。ただし、置く方向は流派によって異なるため、反時計回りを使っても構いません。大切なのは、月名と置いた順番が一致することです。

3行4列は、省スペースでノートやカレンダーと照合しやすい配置です。上段を1〜4か月目、中段を5〜8か月目、下段を9〜12か月目と決めます。カードを横一列に12枚置く方法もありますが、机の幅が必要です。どの形でも、位置の役割が同じなら読み方の骨格は変わりません。

月名を書いた12個の枠をノートで確認し、年間スプレッドを展開する前に開始月を決めている手元

4. 正位置・逆位置を使うか決める

正位置だけでも年間スプレッドは読めます。12の位置がすでに多くの情報を持つため、初心者は正位置だけで流れをつなぐ練習から始めてもよいでしょう。逆位置を採用する場合は、引く前に決め、途中で「この月だけ正位置として読む」と変えません。

逆位置は一律に悪い月を示すものではありません。不足、過剰、遅れ、内向き、見直しの必要など、カードの働き方が調整されている可能性を検討します。たとえば戦車の逆位置なら、失敗の確定ではなく、方向が複数ある、速度を上げすぎる、停止条件がない、といった確認項目へ置き換えられます。

5. 追加カードの条件を決める

12枚を見て不安になり、各月へ何枚も補足を足すと、年間スプレッドはすぐに読み切れない量になります。基本は最初の12枚だけで読み、どうしても意味が分からない位置に限って一枚だけ補足する、と決めてください。

中央に13枚目を置く場合も、それを「一年の総合テーマ」「一年を通した助言」「12枚を読む視点」のどれにするか固定します。12枚型に13枚目が必須という意味ではありません。追加札を使わない方が、月同士の関係を比較しやすい場合もあります。

6. 見直す日を先に決める

年間スプレッドは、引いた日に結論を完成させるより、月ごとに読み直すことで役立ちます。「毎月最終日」「四半期の終わり」「予定変更があったとき」のように、見直す条件を決めます。結果が不安だから同じ質問を引き直すのではなく、最初の記録と現実の変化を比べます。

タロット年間スプレッド12枚の配置と引き方

準備ができたら、質問を一度読み、デッキをシャッフルします。特別な回数や時間に唯一の正解はありません。自分が毎回再現でき、カードを傷めず、向きを混乱させない方法を選びます。

基本の7手順

  1. ノートへ期間、質問、開始月、正逆の採用を書きます。
  2. 月名を書いた12個の位置を、円形または3行4列で用意します。
  3. 78枚を使うか、大アルカナだけを使うか決めます。
  4. 質問を一文で確認し、カードをシャッフルしてカットします。
  5. 山の上から順に12枚取り、1枚目から12枚目へ配置します。
  6. すべて置き終わるまで、個別の意味を詳しく読み込まないようにします。
  7. 全体を見た後、各カード名、正逆、第一印象を記録します。

78枚を使うと、大アルカナの大きな転換、小アルカナの具体的な生活場面、コートカードの姿勢や役割を同じ一年の中で比較できます。大アルカナ22枚だけなら象徴が大きく、初心者でも全体テーマをつかみやすい一方、日常的な違いは広く解釈する必要があります。

Stellicaのタロットエンジンは標準78枚と正位置・逆位置に対応していますが、手元で年間スプレッドを行うときに同じ方式を必須とするものではありません。使用するデッキの構成と付属解説を基準にし、一回の展開中で体系を混ぜないことが重要です。

円形に置く場合

開始月を上に置き、2枚目以降を時計回りに並べます。カードが重ならないよう、最初に12枚分の円を想定してください。逆位置を使う場合は、自分から見た上下を保ったまま置きます。円に沿ってカード自体を回転させると、位置による角度と逆位置が混同されます。

円形でも、カードはすべて同じ縦方向にそろえます。カードの上辺を円の外へ向ける配置を使う流派もありますが、初心者は上下を統一した方が正逆を見失いにくくなります。月名カードや小さな付箋を外側へ置くと、開始位置も明確です。

3行4列に置く場合

左上から右へ1〜4枚目、二段目へ5〜8枚目、三段目へ9〜12枚目と置きます。年度の四半期と対応させるなら、1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月が列や行をまたぐため、後から四半期ごとに囲み線をノートへ書くと読みやすくなります。

配置の形に意味を持たせすぎる必要はありません。円形は循環を眺めやすく、3行4列は順序と記録を管理しやすいという実務上の違いです。結果の良し悪しを決めるものではありません。

年間スプレッドを読む5つの層 全体、四半期、隣接月、単月、行動の順に読みを絞る流れです。 12枚を一枚ずつ読む前に、全体から絞る STEP 1全体を見る大アルカナ・スート・正逆の偏り STEP 2四半期で区切る始動・展開・調整・着地 STEP 3隣接月をつなぐ前月から何が続き、変わるか STEP 4単月の位置へ読む STEP 5確認できる行動にする

12枚を全体から月別へ読む5つの層

年間スプレッドでよくあるつまずきは、1枚目から辞書の意味を長く書き始め、12枚目へ着く前に全体像を見失うことです。最初は個別のカードを詳しく読まず、12枚を一つの配置として観察します。その後、四半期、隣接月、単月、行動の順に焦点を狭めます。

第1層:全体の偏りを見る

まず、大アルカナの枚数、四つのスート、コートカード、正位置・逆位置の偏りを数えます。これは吉凶の点数ではなく、一年の問いにどの領域が繰り返し現れているかを見る作業です。

ワンドが多ければ、行動、意欲、開始、競争などがテーマになりやすいでしょう。カップは感情や関係、ソードは情報・判断・境界、ペンタクルは資源・技術・身体的な持続性を検討します。大アルカナが多い場合は、日々の細かな出来事より、価値観や大きな選択が複数月に関わる可能性があります。

同じスートが多くても、出来事を確定しません。ソードが多いから争いの一年、ペンタクルが多いから収入が増える一年、と即断せず、質問の中で情報、判断、資源、継続がどこに関わるかを探します。

第2層:3か月ずつ区切る

12枚を1〜3、4〜6、7〜9、10〜12の四つに分けます。暦年なら四半期と一致します。開始月が別でも、最初の3か月、次の3か月というまとまりで読めます。

各まとまりへ、短い仮題を付けます。たとえば「準備を整える」「外へ試す」「条件を調整する」「完了して引き継ぐ」のようにします。カードの一般的な意味を並べるだけでなく、3枚の共通点と変化を一文にすることが目的です。

第3層:隣り合う月をつなぐ

次に、前月から翌月へ何が続き、何が変わるかを見ます。たとえば隠者からワンドのエースなら、検討や学習から小さな開始へ移る可能性があります。ワンドのエースから正義の逆位置なら、始めた後に条件や評価基準を見直す流れとして読めます。

隣り合うカードが正反対に見える場合も、片方を無効にしません。「しかし」「そのため」「一方で」「〜した後に」という接続詞を一つ選びます。変化が急なら、現実の予定にも切り替え点があるか確認します。

複数カードをつなぐ順序や、矛盾して見えるカードの扱いは、組み合わせ記事でさらに詳しく整理しています。

タロットカードの組み合わせの読み方|2枚・3枚をつなぐコツと実例

第4層:単月の位置へ戻す

全体と隣接関係を確認してから、各月を詳しく読みます。一枚について「その月のテーマ」「現れやすい課題」「使える資源」「確認する行動」を一行ずつ書くと、象徴から現実へ移しやすくなります。

たとえばペンタクルの8なら、技術を磨く、反復する、品質を整えるという候補があります。仕事の質問なら、作業工程を見直す、練習時間を固定する、フィードバックを一度受けるなどへ翻訳できます。「努力すれば必ず成功する月」とは書きません。

第5層:観察できる行動へ変える

最後に、一枚ごとに自分が実行または確認できることを一つ置きます。未来の出来事ではなく、予定表へ書ける行動や停止条件へ変えます。

抽象的な読み確認できる形への変換
変化が来る変更可能な予定と固定条件を分ける
人間関係が深まる会話、約束、継続する行動を確認する
金運に注意予算、契約、支払日、損失許容範囲を確認する
休息が必要睡眠、負荷、予定数を記録し、必要なら専門家へ相談する
チャンスがある応募期限、必要条件、試せる最小単位を調べる

カードの向きを採用する場合も、この5層の順番は変わりません。逆位置だけを先に集めて「悪い月」を選ばず、全体と位置の中で働き方を調整します。

タロットの正位置・逆位置とは?違いと5つの読み方

年間スプレッドの読み方を12か月の例で確認する

ここでは、「今後一年、仕事で無理なく成長するために各月で何を確認するか」という質問例を使います。開始月を1月とし、正位置・逆位置を採用します。これはカードの意味を固定する正解例ではなく、12枚を全体から行動へ翻訳する一例です。

カード位置に沿った仮説確認する行動
1月ペンタクルの2・正位置複数の役割を調整する締切と作業量を一覧にする
2月隠者・正位置外へ広げる前に調べる不明点を一つ専門資料で確認する
3月ワンドのエース・正位置小さく始める力が出やすい一週間で試せる企画を作る
4月正義・逆位置判断基準や分担が曖昧評価条件と責任範囲を書面で確認する
5月ペンタクルの8・正位置技術と工程を磨く反復する作業を一つ標準化する
6月カップの3・正位置協力と共有が助けになる成果と課題をチームで振り返る
7月戦車・逆位置速度や方向が分散しやすい優先順位と中止条件を決める
8月力・正位置強引さより持続的な調整負荷を上げずに続ける方法を選ぶ
9月ソードの6・正位置方法や環境を移す段階移行手順と引き継ぎ項目を作る
10月運命の輪・正位置外部条件が変わりやすい代替日程と予備案を一つ用意する
11月節制・正位置異なる方法を統合する成果が出た工程だけを組み合わせる
12月世界・正位置完了と次への引き継ぎ完成条件を確認し、学びを記録する

最初の四半期は、調整、調査、開始という流れです。いきなり大きく動くより、1月に負荷を把握し、2月に調べ、3月に小さく試すと一文にできます。4〜6月は基準の見直しから技能、協力へ進みます。

7〜9月は、方向の分散を整え、持続できる方法を選び、必要なら環境を移すまとまりです。10〜12月は変化へ備え、複数の経験を統合し、一年を閉じる流れとして読めます。

この例で重要なのは、4月の正義の逆位置や7月の戦車の逆位置を「失敗する月」として除外していないことです。むしろ、契約や評価の基準を確認する、優先順位を減らすという準備へ翻訳しています。現実の予定が変われば、カードの読みもその事実に照らして見直します。

展開した年間スプレッドの四半期ごとのまとまりを指で追い、ノートへ一文の流れを書き込んでいる場面

恋愛の質問で同じ方法を使う場合も、相手の内心や一年後の関係を断定しません。「自分が尊重したい境界」「会話で確認できること」「関係を続ける条件」を月ごとに整理します。返事、約束、同意、安全は現実の行動を優先します。

お金の質問では、カードを売買や契約の指示にしません。収支、料金、契約条件、リスク、専門家の助言を確認する予定へ変換します。健康については症状、診断、治療時期をカードで判断せず、体調の記録や受診など現実の対応を優先してください。

月ごとに記録し、当たり外れではなく読み方を検証する

年間スプレッドは、引いた直後の文章より、毎月の記録に価値があります。出来事がカード通りだったかだけを採点すると、後から意味を合わせたり、印象的な一致だけを覚えたりしやすくなります。最初の仮説と、実際に確認できた事実を分けて残してください。

最初に残す項目

展開した日は、次の項目を記録します。

  1. 展開日と対象期間
  2. 質問文とテーマ
  3. 使用したデッキと枚数
  4. 正位置・逆位置の採用
  5. 各月のカード名と向き
  6. 全体の偏りと四半期の仮題
  7. 各月の最初の仮説
  8. 各月で確認する行動

写真を撮る場合も、カード画像だけに頼らず、月名と位置を一緒に残します。円形配置は開始点が分からなくなりやすいため、1枚目の外側に「開始月」と書いた紙を置くと再現しやすくなります。

月末に事実と解釈を分ける

月末の振り返りでは、「実際に起きたこと」「その時どう解釈したか」「自分が選んだ行動」「次月へ残す条件」を別の欄にします。事実の欄には、会議日、提出物、会話、支出、睡眠時間など、第三者にも説明できる内容を書きます。

解釈欄には、カードとのつながりを複数残せます。「正義の逆位置は契約問題を示した」と一つへ固定せず、「評価基準が曖昧だった」「自分の判断が厳しすぎた」「分担が偏っていた」のように候補を分けます。後から一番都合のよい意味だけを選ばず、最初の読みと丁寧に比べるためです。

年間スプレッドの月次レビュー 最初の仮説、月内の事実、選んだ行動、月末の検証を分け、次月の確認点へつなぐ循環です。 月ごとに「予言」ではなく「検証」を残す 今月の位置カードと質問 展開時最初の仮説 月の途中確認できた事実 自分の範囲選んだ行動 月末違いと次の確認点

四半期ごとに全体仮説を更新する

3か月が終わったら、最初に付けた四半期の仮題を見直します。「準備の時期」と書いたが実際には中断が多かった場合、準備不足と決めつけず、外部条件、体力、情報、優先順位のどれが影響したかを確認します。

次の四半期を読むときも、カードを引き直す必要はありません。最初の12枚をそのまま使い、現実の条件が変わったことでどの解釈が残り、どれが合わなくなったかを更新します。大きな状況変更で質問自体が成立しなくなった場合は、その理由を記録した上で別の質問として新しく引きます。

年間記録を続けるテンプレートや、事実と解釈を分ける具体例は、タロットノートの記事でも確認できます。

タロット記録ノートの書き方|初心者向けテンプレと振り返り方

年間12枚引きで避けたい7つの読み方

一枚だけでその月を確定する

塔が出た月を「事故や破綻が起きる」、恋人が出た月を「結婚する」と決めるのは避けます。一枚は、その月の質問へ向けた象徴的な仮説です。現実の予定、前後のカード、自分が確認できる条件と合わせます。

逆位置の月を悪い月として一覧にする

逆位置は、不幸の印ではありません。力の不足、過剰、遅れ、内面化、再調整などを検討します。正位置が出た月も、無条件に順調とは限りません。ワンドのエースなら始動力がある一方、準備不足のまま始めないか確認できます。

月名と配置順を後から変える

印象に合わないカードを別の月へ移すと、位置の役割が消えます。カードを置く前に月名を準備し、円形なら開始位置へ目印を置きます。置き間違えたと明確に分かった場合は、読み始める前に直し、記録に残します。

12分野型と12か月型を混ぜる

1枚目を1月と読みながら「自分自身の領域」も同時に担当させると、一枚が二つの質問へ答えることになります。月別と分野別の両方を見たいなら、別々に展開するか、各月を総合テーマとして読み、必要な月だけ現実の分野を確認します。

不安な月だけ何度も引き直す

望むカードが出るまで引き直すと、最初の質問との比較ができません。不明点があるなら「この位置で何が分からないか」を一文にし、事前ルールの範囲で補足を一枚だけ使います。不安が強いときは占いを中断し、現実の情報を確認します。

予定表をカードに従わせる

カードが良さそうだから契約、退職、投資、治療、進路変更を決めるという使い方は避けます。年間スプレッドは、判断材料そのものではなく、何を確認するかを整理する補助です。期限、費用、契約、健康、安全などは、公式情報と専門家の助言を優先します。

一年後に一致した場面だけ探す

印象的な一致だけを残すと、読み方の精度を検証できません。一致しなかった仮説、曖昧だった質問、現実には確認できなかった部分も記録します。「カードが当たったか」だけでなく、「質問と位置を守れたか」「行動へ変換できたか」を振り返ります。

年間スプレッドで扱える問いと専門判断を優先する問い 左は観察、準備、振り返りに使える問い、右は医療、法律、投資、安全などカードだけで決めない領域です。 カードは確認項目を増やす。事実の代わりにはしない 年間スプレッドで整理する 現実・専門判断を優先する ・月ごとの重点・準備と見直し・自分が選べる行動・記録する事実・次に確認する条件 ・病気の診断や治療・投資や契約の決定・災害や事故の予測・妊娠や生死の断定・他者の本心や同意 不安や緊急性が高いほど、占いより先に相談先と一次情報を確認する

よくある質問とまとめ

いつ引くのがよいですか?

元日や年末に限りません。誕生日、年度初め、新しい仕事や学習を始める時など、開始点を明確にできる日なら使えます。月の途中で引く場合は、当月を1枚目にするか翌月から始めるかを記録してください。

12枚すべてを一度に開きますか?

一度に配置してから全体を見る方法が向いています。一枚ずつ詳しく読んでから次を開くと、最初の解釈に引っ張られやすいためです。12枚を置き終え、偏りと流れを確認してから単月へ進みます。

13枚目の総合カードは必要ですか?

必要ありません。月別12枚型は12枚だけで完結します。13枚目を使うなら、一年のテーマ、助言、全体を読む視点など、役割を引く前に一つへ固定します。分野別ホロスコープ型の中央札と混同しないようにします。

大アルカナだけでもできますか?

できます。大アルカナだけなら大きなテーマを比較しやすく、78枚なら日常的な行動や資源の違いまで表現しやすくなります。どちらを使う場合も、一回の展開中は同じ構成を保ちます。

同じカードが複数月に出ることはありますか?

一つのデッキから12枚を続けて引く場合、同じ物理カードは重複しません。ただし、同じ数字、同じスート、似た象徴が複数月に現れることはあります。その反復を共通テーマの候補として見ます。

毎月もう一度カードを引いてもよいですか?

月初に別の一枚を引くことはできますが、年間スプレッドのカードと役割を分けてください。年間札はその月を長く観察する視点、月初の一枚は今月の具体的な問いへの補助、と記録します。答えが気に入らないための引き直しにはしません。

悪いカードが続いたらどうしますか?

カードを吉凶だけで分類せず、共通する確認項目を探します。塔、悪魔、ソードの10などがあっても、破局、事故、病気を確定しません。境界、依存、過負荷、終わらせる工程など、質問と現実に合う準備へ翻訳します。不安が強く日常生活に影響する場合は、占いを中断し、身近な人や専門の相談先を頼ってください。

Stellicaで年間12枚引きはできますか?

現在のStellica無料タロット診断は、標準78枚の正位置・逆位置から「今日の一枚」と、「過去・現在・これから」「状況・障害・助言」の2種類の3枚引きを利用できます。年間12枚引き専用スプレッドは提供していません。一枚と位置を結びつける練習に無料診断を使い、年間配置は本記事の図を見ながら手元のカードで行ってください。

3枚で時間の流れや状況を読む練習は、12枚を隣接月と四半期へまとめる前段階として役立ちます。

タロットのスリーカードスプレッド|やり方・配置バリエーション・読み方のコツ

まとめ|12枚を一年の予定と振り返りへつなげる

  • 年間スプレッドの基本形は、12枚を12か月へ一対一で割り当てる配置です
  • 12か月型と、12分野に中央の総合札を加えるホロスコープ型は分けて扱います
  • 期間、質問、配置、正逆、追加札、見直し日をカードを引く前に固定します
  • 全体、四半期、隣接月、単月、行動の順に読むと、12枚をつなぎやすくなります
  • 未来を確定せず、最初の仮説と現実の事実を月ごとに記録します

年間スプレッドは、一年を先に決めるための表ではありません。12枚を通して、今の自分が何を見落としやすく、どの条件なら動きやすいかを月ごとに言語化する方法です。現実の予定や専門情報と並べ、必要なときに読みを更新しながら活用してください。

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Stellica編集部

11の命術(西洋占星術・四柱推命・九星気学・紫微斗数・数秘術・算命学・宿曜占星術・インド占星術など)と手相・風水・姓名判断・タロットを横断的に研究・実装するチームです。Swiss Ephemerisをはじめとする天文暦データに基づく占術エンジンを自社開発し、「占いを、自分を知るための一番やさしいデータにする」をミッションに、科学とデータの視点から占術を再解釈しています。

【免責事項】本記事の内容は占術・スピリチュアルに関する情報提供を目的としており、医療・法律・投資・進路などの専門的判断の代替となるものではありません。占いの結果はあくまで傾向・参考情報としてご活用ください。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。