タロットのヘキサグラムスプレッドは、六芒星の6つの頂点と中央に合計7枚を置き、一つの問題を「時間の流れ」「自分と周囲」「対策」「全体の見通し」から整理する展開法です。この記事では、7枚の配置と各位置の意味、カードを置く順番、複数枚を一つの文章へつなぐ方法を、恋愛・仕事の例とともに解説します。
ヘキサグラムへ進む前に、まず一枚の象徴を質問に結びつける感覚を確かめたい方は、Stellicaの無料タロット診断で一枚引きや3枚引きを試せます。現在の無料診断は標準78枚と正位置・逆位置に対応していますが、ヘキサグラムの7枚引きは提供していません。本記事の配置図を手元のカードで練習するときの基礎確認として活用してください。

STELLICA APP
タロット占い記事の続きを、あなた自身の結果で
今の問いに合わせてカードを展開し、記事の知識を自分の状況へつなげて確認できます。
タロット占いを試すタロットのヘキサグラムとは
ヘキサグラム(hexagram)は、上向きと下向きの二つの三角形を重ねた六芒星の形です。タロットでは、六つの頂点へ6枚、中央へ1枚を配置します。一般的な型の一つでは、最初の三角形が過去・現在・近い未来という時間の流れ、次の三角形が対策・相手側または周囲・自分という問題への関わり方、中央が全体を統合した見通しを表します。
一枚引きは問いの焦点をつかむのに向き、3枚引きは一つの流れや三つの役割を整理するのに向きます。ヘキサグラムはさらに、起きていることと人の見方を分け、対策まで同じ画面で比較したいときに役立ちます。カードが多いほど答えが正確になるわけではありません。7つの位置が本当に必要な問いに使うことが大切です。
この記事では、上図の番号と役割を最後まで使います。ただし、ヘキサグラムの位置名、5枚目と6枚目の左右、中央を「結果」「結論」「総合」と呼ぶかどうかは、書籍や流派によって異なります。別の資料で練習するときは、その資料の配置図を優先してください。一回のリーディング中に二つの方式を混ぜないことが、最も重要なルールです。
どのスプレッドを選ぶか迷う場合は、問いに必要な役割の数から決めると整理しやすくなります。


STELLICA APP
タロット占い記事の続きを、あなた自身の結果で
タロット占いを試す7枚の配置と各ポジションの意味
ここでは、1から3を時間の三角形、4から6を関係と対策の三角形、7を中央の統合札として扱います。「未来」「相手」「結果」という言葉は断定的に見えやすいため、何を読んで何を読まない位置なのかも決めておきましょう。
| 番号 | 場所 | 基本の役割 | 読むときの問い |
|---|---|---|---|
| 1 | 上 | 過去・背景 | 今の問題へ影響している経緯は何か |
| 2 | 右下 | 現在 | 質問時点で何が中心になっているか |
| 3 | 左下 | 近い未来 | 現在の条件が続くと、どんな傾向へ進みやすいか |
| 4 | 下 | 対策・助言 | 自分が変えられる行動や見方は何か |
| 5 | 左上 | 相手側・周囲 | 相手や環境について、どんな仮説を確認すべきか |
| 6 | 右上 | 自分 | 自分の姿勢、期待、見落としは何か |
| 7 | 中央 | 統合・見通し | 1〜6を合わせると、何が全体テーマになるか |
1枚目の過去は「原因を一つに決める位置」ではない
過去のカードは、現在へ影響している経緯や前提を探す位置です。遠い過去をすべて説明する札ではありません。質問で定めた期間や問題に関係する出来事へ絞ります。たとえば仕事の停滞を聞き、過去にペンタクルの8が出たなら、技術を積み上げてきたこと、細部に集中して全体判断が遅れたことなど、現在につながる候補を考えます。
2枚目の現在は質問の焦点と照合する
現在は、いま表面化している状況だけでなく、質問者が中心問題だと捉えているものを映すことがあります。カードの一般的な意味を先に決めず、「この質問では何が現在なのか」と照合します。恋愛の現在にソードの2が出た場合も、別れの予告ではなく、判断を保留している、情報が足りない、話題を避けているなど、観察できる状態へ言い換えます。
3枚目の近い未来は条件付きの傾向として読む
近い未来は、現在の条件や行動が続いた場合に生じやすい方向です。確定した出来事でも、日付を保証する位置でもありません。「今後1か月」など質問で期間を決め、何が続くとその流れになるのかを2枚目とつないで読みます。状況や選択が変われば、見通しも変わり得ます。

4枚目の対策は実行できる言葉に直す
対策のカードは、すべてを解決する命令ではなく、自分が試せる行動や視点です。隠者なら必ず一人になるのではなく、判断材料を静かに集める、経験者へ相談する、急いで回答しないなど、問いに合う小さな行動へ翻訳できます。現実に実行できない助言になったら、カードの象徴を別の角度から読み直します。
5枚目の相手側・周囲は事実ではなく仮説
恋愛では「相手の気持ち」、仕事では「関係者や環境」と呼ばれやすい位置です。しかし、カードだけで他人の本心、同意、意図を確定することはできません。相手の発言、行動、連絡状況などの事実と、カードから得た仮説を分けます。特定の相手がいない問いなら、市場、職場、家族、制度など外部環境の位置として定義できます。
6枚目の自分は期待と不安を点検する
自分の位置では、意識している希望だけでなく、判断を狭めている前提や感情も候補にします。たとえば皇帝なら、自分で責任を持ちたい気持ち、計画を管理したい姿勢、柔軟性を失っている可能性のいずれもあります。良い・悪いで評価せず、現在と対策の間でどの働き方が適切かを見ます。
7枚目の中央は周囲6枚を打ち消さない
中央は「最終結果」と呼ばれることがありますが、ほかの6枚を無効にする判定札ではありません。過去から近い未来までの流れ、相手側と自分の状態、対策を合わせたときに見える全体テーマです。明るいカードでも課題を飛ばさず、厳しく見えるカードでも対策によって変えられる条件を探します。
正位置と逆位置を採用する場合も、各位置の役割が先です。逆位置を一律に反対語や悪い意味へ変えず、不足、過剰、遅れ、内向き、再調整のどれが位置と質問に合うかを考えます。

ヘキサグラムのやり方とカードを置く順番
ヘキサグラムでは、シャッフルの作法を複雑にするより、質問、期間、位置の定義を先に固定する方が再現しやすくなります。次の順番で準備してください。
- 一回の展開で扱う質問を一つにする
- 「今後1か月」「次の面談まで」など観察する期間を決める
- 5枚目を誰・何として読むか決める
- 正位置だけか、正位置・逆位置の両方か決める
- 7枚の位置名をノートへ書く
- 質問を意識してシャッフルとカットを行う
- 1から7の順に配置し、追加カードを引く前に全体を読む
カードを置く場所は、1枚目が上、2枚目が右下、3枚目が左下、4枚目が下、5枚目が左上、6枚目が右上、7枚目が中央です。1〜3で上向きの三角形、4〜6で下向きの三角形を作ると覚えられます。カードを縦向きのまま置ける広さを確保し、逆位置を使うなら自分から見た上下を途中で変えません。
シャッフルやカットの回数に唯一の正解はありません。毎回同じルールを使い、質問を変えながら何度も引き直さないことを優先します。カードが飛び出した場合に採用するか、追加カードを使うかも事前に決めます。望む結果が出るまで追加すると、7つの役割が曖昧になります。
質問は「相手は私を好きですか」より、「今後1か月、この関係で私が確認したいことと取れる行動は何ですか」のように、期間と自分の行動を含めると読みやすくなります。

7枚をつなげて読む4つの手順
7枚を一枚ずつ説明して終わると、情報量は増えても答えがまとまりません。最初に全体、次に二つの三角形、最後に中央という順で読むと、カード同士の関係を追いやすくなります。
手順1:質問と配置を見ずに全体の偏りを見る
まず、カード全体を数秒眺めます。大アルカナが何枚あるか、同じスートが集中しているか、人物札が多いか、正位置・逆位置の偏りがあるかを確認します。大アルカナが多ければ価値観や大きな転換が関わる可能性があり、特定のスートが多ければ、その領域が繰り返し現れていると考えられます。
ただし、色が暗いから悪い結果、カップが多いから恋愛と即断しません。質問と位置が主役で、全体の偏りは補助情報です。最初の印象を一行だけメモし、個別の意味を読んだ後に一致するか確かめます。
手順2:1・2・3で時間の流れを一文にする
過去、現在、近い未来を「以前は〜だったため、現在は〜が中心で、この条件が続くと〜へ進みやすい」とつなぎます。3枚目だけを予言として切り離さず、1枚目から何が続き、2枚目で何が変化し、3枚目へどの条件が橋渡ししているかを探します。
手順3:5・6・4で見方の差と行動を読む
相手側・周囲、自分、対策を比較します。5枚目と6枚目が似た方向なら、認識や優先順位が近い可能性があります。対照的なら、どちらが正しいかを決めるのではなく、見ている条件や速度が違うと考えます。その差に対して4枚目の対策が、確認、調整、待機、境界線、協力のどれを促すかを言葉にします。
手順4:7枚目を加えて一つの回答にまとめる
中央札を見て、「この問題の中心は何か」「どの条件を変えると見通しが変わるか」を一文にします。中央が太陽でも、相手側に月、対策に正義があるなら、楽観だけで進めず、不明点を公平に確認することが明るい見通しの条件です。中央が塔でも、対策に節制があるなら、一度に壊すのではなく影響を小さく分けて再調整する余地があります。
複数枚をつなぐときは、カードの意味を足し算するのではなく、位置同士の関係に接続詞を入れます。「しかし」「そのため」「一方で」「もし〜なら」を使うと、矛盾に見えるカードも条件として整理できます。組み合わせを二枚・三枚から練習すると、7枚でも根拠を追いやすくなります。

恋愛・仕事でのヘキサグラム解釈例
ここからは架空のカード展開を使い、7枚をどう統合するかを確認します。カードの意味は質問、位置、周囲のカードによって変わるため、以下は唯一の正解ではありません。最初に観察可能な事実と、カードから立てる仮説を分けます。
恋愛の例:連絡のすれ違いを整理する
質問を「今後1か月、この関係で連絡のすれ違いを減らすために、私が確認し行動できることは何か」とします。過去にカップの6、現在にソードの2、近い未来に隠者、対策に正義、相手側にワンドの10、自分にカップのクイーン、中央に節制が出たと仮定します。
時間の三角形では、以前の親しさを基準にしている一方、現在は判断を保留し、会話を避けている可能性があります。この状態を続けると、それぞれが一人で考える時間が長くなりそうです。未来の隠者は別れの確定ではなく、距離や内省が強まりやすい条件付きの傾向と読みます。
関係の三角形では、相手側のワンドの10を「自分への愛が重い」と決めつけません。仕事や生活の負担、連絡へ使える余力、責任の集中などを確認すべき仮説にします。自分のカップのクイーンは、気持ちを丁寧に扱いたい姿勢である一方、相手の反応を深読みしやすい可能性もあります。対策の正義は、曖昧な推測より、連絡しやすい時間や希望する頻度を公平に確認することです。
中央の節制まで合わせると、「親しさを取り戻そうと急ぐより、双方の負担と連絡の条件を言葉で確認し、続けられる間隔へ調整する」が一つの回答です。相手が距離を置く意思を明確に示している場合は、カードの解釈より相手の意思と境界線を優先します。

仕事の例:停滞した企画の次の一手を考える
質問を「次の会議までに、この企画を検証段階へ進めるため、私が整理すべき障害と行動は何か」とします。過去にペンタクルの8、現在にカップの7、近い未来に吊るされた男、対策にソードのエース、周囲にペンタクルの3、自分に皇帝、中央に戦車が出たと仮定します。
時間の流れでは、丁寧に作り込んできたものの、現在は案が増え、評価基準が曖昧になっている可能性があります。このままなら、検討を続けても決定が遅れる傾向です。周囲のペンタクルの3は、関係者が協力できる余地や、専門性を持ち寄る必要を示す仮説です。自分の皇帝は責任を引き受ける力である一方、自分だけで枠組みを決めようとしている可能性もあります。
対策のソードのエースは、検証したい仮説と成功条件を一文にし、候補を切り分ける行動へ変換できます。中央の戦車を「必ず成功する」とは読みません。「基準を言語化し、担当者と次の一歩を合意できれば、方向をそろえて進みやすい」が統合した回答です。売上、投資、契約、安全性はカードで保証せず、数値、規約、専門家の確認を使います。
恋愛でも仕事でも、相手側の位置を「本人しか知らない事実」として扱わない点は共通します。カードは見落とした視点を言語化する補助です。確認できることは会話やデータで確かめ、対策を自分の選べる行動へ戻します。
3枚引きで時間軸や状況・障害・助言を読む練習をしておくと、ヘキサグラムの二つの三角形を整理しやすくなります。

読めないときの整理法と注意点
7枚で迷ったとき、すぐに補助カードを増やすと、どの札がどの質問へ答えているのか分かりにくくなります。まず、次の三列でメモを作ります。
| 区分 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 事実 | すでに観察・確認できること | 返信が3日ない、会議日が決まっている |
| 仮説 | カードから考えた複数の可能性 | 忙しい、判断を保留している、情報不足 |
| 行動 | 自分が確認・調整できること | 希望期限を聞く、資料を一枚にまとめる |
この表を書いた後で、1〜3の時間軸に事実、5と6に仮説、4に行動、7に全体テーマを置き直します。すべてのカードへ一つの意味を確定する必要はありません。質問に関係する候補を二つほど残し、現実の反応を見て検証します。
同じ質問を何度も引き直さない
納得できるカードが出るまで引き直すと、どの結果を採用するかが曖昧になります。最初の7枚と質問、日時、期間、採用した正逆、最終的に選んだ行動を記録します。新しい事実が加わった、期限が過ぎた、自分の選択が変わったときに、質問を更新して改めて引きます。
相手の気持ちや未来を確定しない
5枚目と3枚目は、とくに断定が起きやすい位置です。「相手はこう思っている」「この日に連絡が来る」と事実扱いせず、確認すべき仮説と現在の傾向に留めます。拒否、同意、契約、診断、投資判断など、本人の意思や専門的情報が必要なことは現実の方法で確認します。
位置名を途中で読み替えない
厳しく見えるカードが出たときだけ「未来」を「注意点」に変えるなど、途中で役割を変更すると、配置の根拠が失われます。別の役割が必要だと気づいたら、その回は元の定義で最後まで読み、次回の質問設計へ反映します。
5枚で十分か、7枚が必要かを迷った場合は、扱いたい役割を先に数えてください。問題の中心と四つの視点で足りるなら、5枚引きの方が読みやすいことがあります。

タロット・ヘキサグラムのよくある質問
ヘキサグラムは6枚引きですか、7枚引きですか?
この記事で扱う一般的なヘキサグラムは、六つの頂点に6枚、中央に1枚を置く7枚引きです。六芒星の頂点だけを使う6枚配置や、独自の変形ヘキサグラムを紹介する資料もあります。使う書籍や講座の配置図を確認し、中央札の有無と各位置の役割を引く前に固定してください。
5枚目は相手の気持ちですか、周囲の環境ですか?
どちらの定義もあります。特定の相手との関係を問うなら「相手側の状況についての仮説」、仕事や進路なら「関係者・制度・環境」とすると使いやすくなります。カードだけで他人の本心を断定せず、何を5枚目の対象にするか質問文と一緒に記録します。
未来と最終結果はどう違いますか?
3枚目の近い未来は、現在から続く次の段階です。7枚目の中央は、時間の流れ、自分と相手側、対策をすべて合わせた全体の見通しです。どちらも確定した運命ではありません。期間と条件を明示し、変えられる行動を4枚目から探します。
大アルカナ22枚だけでもできますか?
できます。大アルカナだけなら、価値観や大きなテーマを捉えやすい一方、日常の細部や状況の違いは広く解釈する必要があります。78枚のフルデッキなら、小アルカナのスート、数字、人物札から具体的な領域を補えます。どちらを使ったか記録し、途中で山札の構成を変えません。
逆位置は必ず使う必要がありますか?
必要ありません。正位置だけでも、7つの位置とカード同士の関係から十分に読めます。逆位置を採用するなら、すべてを凶意にせず、不足、過剰、遅れ、内向き、再調整として位置に結びつけます。
どんな質問に向いていますか?
過去から近い未来への流れ、周囲と自分の見方、取れる対策を同時に整理したい質問に向きます。恋愛のすれ違い、仕事の停滞、人間関係、計画の見直しなどです。YES・NOだけを求める問い、今日の焦点を一つ知りたい問い、選択肢AとBを対称に比較したい問いには、別のスプレッドの方が適しています。
Stellicaの無料診断でヘキサグラムを引けますか?
現在のStellica無料タロット診断では、標準78枚の正位置・逆位置から、一枚引きと「過去・現在・これから」「状況・障害・助言」の2種類の3枚引きを利用できます。7枚のヘキサグラムは提供していません。無料診断でカードと位置をつなぐ基礎を試し、ヘキサグラムは本記事の配置図を使って手元のカードで練習してください。
まとめ
ヘキサグラムは、7枚を増やして未来を詳しく当てる方法ではなく、時間、関係、対策を分けて一つの問題を整理する型です。
- 六つの頂点と中央に合計7枚を置く
- 1〜3で過去・現在・条件付きの近い未来を読む
- 5・6で相手側や周囲と自分の見方を比較し、4の対策へつなぐ
- 7の中央は周囲6枚を打ち消さず、全体テーマとして統合する
- 位置名の流派差を確認し、一回の読みで方式を混ぜない
まずは位置名を見ながら7枚を置き、時間の三角形と関係の三角形をそれぞれ一文にしてください。最後に中央札を重ね、カードの答えを、確認できる事実と自分が選べる行動へ戻すことが、ヘキサグラムを実生活で使う基本です。
記事をさらに読む
関連記事
人気記事
占術から探す

STELLICA APP · NEXT STEP
タロット占い
無料診断から、あなたの星図へ
今の問いに合わせてカードを展開し、記事の知識を自分の状況へつなげて確認できます。
- 記事の知識を自分の結果へつなげる
- 入力内容に合わせた個別の読み解き
- 結果を見ながら次の一歩を選べる



